山に登り始めて6年目。やっと北アルプスに登ろうという意欲が湧いてきたので、まずは女王陛下にご挨拶を(笑)



燕岳、二百名山及び新日本百名山にも選定されている山でアルプスの入門コースで初心者からベテランまで沢山の登山者で賑わう。
深田久弥が何故燕岳を百名山に選定しなかったのか不満を挙げる人もいるくらい、その山容は美しく独特の造形美である。
高山植物の女王と呼ばれるコマクサが群生しており、稜線上からは北アルプス主要の峰々が見渡せる。
そのせいもあり、深田久弥ファンである人達が二百名山に選定したのだそう。

まぁでも、深田久弥だってすっげー数の山登ってそこから百個だけ選定するの苦労しただろうし、選び終わってから
「あ、そういえば燕岳もあったわ!!」
みたいな感じで忘れちゃうことだってあるだろうし、泣く泣く燕岳外したのかもだし。

とにかくすごい人気がある山なわけでGW混雑するのは承知の上でしたが、どうせ登るなら雪の上歩きたいし、雪上テント泊もしたいし、雪化粧した北アルプス眺めたい!あわよくばモルゲンロートを写真に収めたい!
っつー事で、天候安定しそうなGW前半に計画しました。


ちなみに山産休入ってからまるっと2年フル装備担いでないです(笑)
復帰戦が北アルプス三大急登に数えられる合戦尾根だなんて、どんだけマゾなんだって感じですね~
他には、【鳥帽子岳のブナ立尾根】、【剣岳の早月尾根】が北アルプス三大急登に数えられています。
日本三大急登ってのもありますよ~。
【甲斐駒ケ岳の黒戸尾根】【谷川岳の西黒尾根】【鳥帽子岳のブナ立尾根】
で、北ア三大急登の合戦尾根を登ってみての感想は

「確かにきついけど、飯豊の松の足尾根の方がえぐかったなぁ」

ってな具合です。
急登続きですけど、えぐさはなかったです(笑)






 2016年5月1日~2日
  燕岳(2763m)            

   中房温泉登山口から合戦尾根ピストン
    燕山荘テント場にて一泊   
     
    標準タイム 
     登り 4時間40分       
     下り 3時間15分

  行動開始  5:50
  宿泊地到着 11:10      
  1日目行動時間 5時間20分 
  2日目行動時間  4時間30分
  下山開始  8:00
  下山終了  11:35
  
 






30日の夜に自宅を出発。新宿駅へと向かいます。
バカでかいザックを持って電車に揺られるのはちょっと抵抗がありますね。
新宿バスタができてからバスを利用するのは初めてです。
とりあえず新宿につき、新南口から外へ出ます。


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新南口がバスタへ行くのに一番簡単です。というか直結です。
改札出てすぐ左になっが~いエスカレーターがあります。


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このエスカレーターが一気に4階まで運んでくれて新宿バスタ到着です。
今までは有名某バス会社をよく利用していて、西口から乗り場の三井住友ビルまでかなり歩いていたので新宿バスタができてくれてとっても感謝しました!

でも、全バス利用者がここに集まるだけあって混み具合は半端なかったです。


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バス停には次から次へとバスが出ては入りの繰り返し。
慌ただしいにも程がありました(笑)
私は余裕をもって家を出たので新しくなったバスタ周辺をふらふら


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時間が近くなってきたので乗り場まで行き、暇なので登山の格好してる人に次々と声をかけてお話。

「白馬にいきます」

「鹿島槍にいきます」

この会話をした人たちは無事におりてきたのかな、、、。
同日に北アルプスで山岳事故が相次いだので心配だ、、、。


バスに乗り込みいざ出発~。
途中、SAで食料を買い安曇野穂高駅にて降車。
下りたのは私を含めて3人だけ。
バスは満車だったからもう少し下りる人はいると思ってたんだけど、、、。
ちなみに安曇野穂高駅バス停は穂高神社の前になります。
穂高神社を背にして左に行けば穂高駅です。この穂高駅から中房温泉行の乗り合いバスが出ています。


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が、しかしこの日の始発は6時代、、、。この時4時前、、、。
2時間は待つのはちょっと、、、という事で一緒に降車したペアの片にタクシー相乗りを提案。
タクシーを呼んで荷物を詰めるも、皆ザックでかすぎてトランクしまらない(笑)
だけど、運ちゃんも手慣れたように紐で固定したりなんだり、、、。許容範囲だったみたい(笑)

中房温泉まで50分。夜間2割増しでトータル8900円でした。
登山口はまさかの雨、、、。3人で失笑、、、。
天気予報は晴れだったのでスタートから降られるとは思ってもみませんでした。

雨がやむ事を期待しながらゆっくり準備。
でも、雨は一向に止む気配がなかったのでお先に登らせていただきました。


AM5:50
登山届を出して登山開始。
登山届ポストはパンパンでした。
遭難者が出てからポストあけるのかな?


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急登急登と聞いていたけど、本当に最初っから急登の始まりでした。
そして雨はどんどん強くなるのでカメラはザックにしまってしまい、登りはほとんど写真撮りませんでした~。
撮る余裕もありませんでした~!
なので下山時の写真になります!


AM6:20
第一ベンチ到着。

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雨ひどいので座って休む事もできなく歩き続けます。


AM7:00
第二ベンチ到着。

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標高1820m。あと約900m~ぐえ~~~~~。
第二ベンチを過ぎたあたりからアイゼンを装着。



AM8:00頃
富士見ベンチ到着。



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たぶん8:00頃だったと思います。
iphonも濡れたり冷えて電池なくなるのこわかったんでパンTの中に隠してたんで時間も曖昧、、、。
まだ合戦小屋につかないの~とうんざりしてきた頃です。
もちろんずっと急登ですよ♪



AM9:20
合戦小屋到着。


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この辺になってくると雨も小降りに。
合戦小屋は休憩してる人達がたくさんいました。
ここは特に何も購入しなくても屋根の下で休んでよいという、とっても有難い小屋です。
結構ほとんどの小屋が中で休憩するのにも何かしら購入しなくてはならなかったりするのです。
この小屋は夏はすいかを食べれると有名です。
あっつい中ここまで登ってきてすいかにかぶりつく、、、。
それだけの為に登ってもいいかもしれないです。
いや、でも、やっぱり生ビールがいいかな、、、(笑)


屋根の下で荷物をおろして大休憩。


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まだまだ登りきつそうだなぁ~。
休憩してると汗が冷えていきドンドン寒くなってきます。


9:40
このままだと冷えていく一方なので歩きはじめます。

下山している人達に道をゆずってもらいながらゆっくりゆっくり登ります。
通りすがる人達みんな

「稜線に出たら風強いから気を付けてね。」

「上は吹雪だよ」


登らなきゃ良かったとか思っちゃいましたよ、、、、。


稜線に出ると


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景色なんて見えないのは当たり前だけど、目的地の燕山荘までもが見えない、、、。
まだまだ遠いのかな~と肩を落とす。
でも、晴れてたら稜線上に出たら燕山荘は見えます。
ついでに槍ヶ岳もみえるんです!




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この後、歩みを進めるにつれ風の強さは増し、時たま耐風姿勢をとらないと倒れてしまいそうになるくらいでした。
そして10メートル先も見えないくらいになってしまいました。
トレースはしっかりあるし、赤旗もちょこちょこ立っているので迷う事はないですが先が見えないとメンタルの方がやられていきます。


すれ違う人達が


「もう少しで小屋だよ!頑張れ!」

と励ましてくれます。
でも、さっきの人ももう少しって言ってたけど結構歩いてるよ~(;´Д`)

人それぞれ感じ方は違うのでむやみやたらに信じないようにしましょう(笑)



やっと小屋を捉えました。


下山時の写真ですが



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まず最初に冬季小屋が現れます。
この冬季小屋の角を曲がった瞬間吹っ飛びそうになるくらいの強風に吹かれました。
踏ん張りながら冬季小屋を通り過ぎると、




AM11:00
燕山荘玄関口到着。 


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やっと今日の宿泊地に到着です。 
燕山荘(えんざんそう)
http://www.enzanso.co.jp/
泊まってみたい山小屋上位常連の小屋らしいです。
まぁ、基本的に小屋泊はしませんがちょっと気になっちゃいますよね。
今まで泊まった小屋は雲取山荘と尊仏山荘くらいかな~?
後はほぼ、避難小屋使用してましたね~。
燕山荘はスタッフさんが多くて皆さん親切でやわらかい当たりです。女性スタッフも多いですよ~♪

玄関前でアイゼンをはずし、とりあえず中に入ってみる。



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まだお客さんは少ないみたいですね~。



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飯がめちゃくちゃうまそーーーなんですけど!!!!
カツカレーとかがっつきたい!!
こんなにご飯充実してる山小屋ってそうそうないよ!
お昼時もあって食堂の方は賑わってました。
でも、私は背負ってきたお鍋をテントの中で孤独に食べたいのです!
その為に重い荷物も背負ってきたのです!!

なので、テントの受付をすまして(テント泊700円)強風、寒空の中テント設営地を確保しにいきます。
まだまだ空きはあったので選び放題でした。
ある程度、壁が作ってある場所を選んでスコップで整地&雪壁を高くして、、、って雪がバシバシ顔にあたる!!
顔あげてらんない!ってくらい強風で中々作業が進まない。
他の人たちも苦戦してるようだが、ほとんどがペアで来てるみたいで協力してなんとかやってましたけど、一人は本当に大変でした。
整地が終わってもテントを設営するのがしんどかった、、、。
テントが飛ぶ飛ぶ、、、。テントポールを雪に触れさせないように(濡れると凍って片づけるときに大変)慎重に、尚且つテント抑えながら、、、。
整地とテント設営にかかった時間は約1時間。
これが厳冬期で吹雪いてたらアウトなんじゃないかな、、、。
グローブしたままでもスムーズにテント設営できるように練習をしようと心に誓ったのだった。



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なんとか形になったので(まだ完璧じゃない)テントの中にダイブ!!!
防寒着きて寝袋にくるまって暖をとる。
そのままうとうと、、、、。
少し仮眠をとってからちゃんとテント張りました。


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スコップやらピッケルを駆使して。
自作の竹ペグも大いに活躍してくれました。


この時まだ15:00前。
山小屋のお手洗いを借りに外へ。


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テント場埋まってきました。
皆さん苦労してるようです、、、。


山小屋の受付。


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な、な、生ビール、、、!!

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いつもなら迷わず飲みますが、今回はそういうんじゃないんです。
そういうんじゃないんです!!!!(TДT)
鍋と共に、テントの中で一人で祝杯をあげたいんです!!
でも、今思うと飲めばよかた、、、orz



肝心のお手洗いはテント泊の人も利用できますのでご安心を!
とっても綺麗なお手洗いでした。
最近はお手洗いが綺麗な山小屋も沢山あって女性でも利用しやすいのがいいです。
管理している人達には心から感謝してます。


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用を済ませて小屋内が混雑(団体さんかな?)していたので早々に外に出る。
そして、



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はじめまして!!!!!!!!!
ネットで写真でしか見た事なかったから会えて感激!!
山で芸能人に会った気分!!!
と、心の声。一人なのでさらっと写真を撮って立ち去る。(この後、何度もこの片の所を訪れます笑)



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む~見えそうで見えない、、、。
もどかしい、、、じらすな~。
でも、これが見えた時は感動した~。
じらされるのも嫌いじゃない(笑)

午後から天候回復するらしかったからちょくちょく外はチェックしてたんですけど雲が晴れる気配なかったんで、テントでお楽しみの鍋&ビール♪



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身体暖まりそうなキムチ鍋チョイス。
ビールは糖質50パーセントOFFで。
身体も温まってきた頃に外が明るくなったので、顔を出してみると晴れ間が!!!



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見えた見えた~燕岳の全貌が。
もうお酒も飲んじゃったからこれから燕岳行くのは無理だなぁ~って事でテントに戻る。 
せっかくさっきの鍋で温まったのに、また冷えちゃったので寝袋にくるまってたら寝てしもうた、、、。
夕日みれたのかなぁ~??


20:00頃寒さで起きる。
外に出てみる。


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みんなまだ起きてるみたいです。
なら、私も


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と、ここでコップを忘れたことに気づく。
お湯割りで身体を温める為に持ってきたのに、、、。
お湯割りで飲むのすごい楽しみにしてたのに、、、。
それだけを楽しみにここまで頑張ってきたのに、、、。

とまぁ、いいすぎかもしれませんがこの時のショックは言いようがなく泣きべそかいてました。
ハイドレーションにいれて飲もうかどうか至極迷いました。

結局、キンキンに冷えたウィスキーをストレートで飲みました。
飲まないという選択肢はないです。
持ってきたからには下山時の事を考えてできるだけ軽くしたいのです。
まぁ、ストレートでちびちび飲んでたらすぐに身体は温まり結果オーライだったんですけど。
で、すっこーーーーーーーーんと眠りまして、AM1:00に起き上がりテントから顔を出して空を見上げると満天の星空。
ここ最近綺麗な星空を見る機会がなかったので久しぶりに感動しました。
初、星空撮影をする為に三脚を買い、ここまで担いできました。
いざ、撮影するとなると寒すぎて外に出れなくて、テントの真ん前に無理やり三脚広げてテントに入ったまま撮影しました。
横着しすぎですね、、、。



初めてなのでお見苦しいかもしれませんが、、、
ピント調整とかめちゃくちゃ適当にやってました。



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寒すぎてそんなに枚数とらないうちに撤収。
バーナーでテント内あっためてから寝袋にくるまり、速攻寝た。
もうね、散々登ってきてお酒飲んでの後に頑張れませんよ。
また今度再チャレンジしたいと思います。
カメラをもっと勉強せねば!!!


長くなりましたので2日目はわけて書きますねー


では。



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