20歳の時に屋久島行った時には日本百名山というワードさえ知らなかった私。こんなにはやくまた屋久島に来るとは思ってもみませんでした。

全ては宮之浦岳の為~。

前日の疲れも残る中、テント泊装備を背負い(縦走なので日本一周フル装備)いざ、九州最高峰宮之浦岳の頂きへ!
宮之浦岳へはいくつものルートがあります。
その中でも比較的よく登られている淀川登山口から山頂を目指します。
健脚者なら日帰りも可能という事。
ですが、今回は新高塚小屋でテント泊して白谷雲水峡へと下ります。
九州の最高峰宮之浦岳はもちろん、黒味岳や縄文杉、白谷雲水峡等見所がたくさん詰まった充実したルートです。




 2014年4月29~30日
  宮之浦岳(屋久島)1936m              

   淀川登山口から白谷雲水峡へ
   新高塚小屋にてテント泊   
     
    標準タイム 
      淀川登山口から宮之浦岳(黒味岳ピストン含む)   
               5時間40分
      宮之浦岳から新高塚小屋
               3時間40分       


  登山開始 06:20
  小屋到着 17:00頃 
  行動時間 10時間40分
  頂上到達時刻 13:23
  休憩トータル 1時間
 


淀川登山口へはタクシーを利用することになります。 
車でも行けますが、登山口の駐車場は数台分。
満車なら手前の道路脇に停めることになります。 
日帰り登山ならレンタカーって手もありますが、繁盛期は停められない可能性もあります。
今回は縦走になるので安房タクシーを利用しました。

安房から淀川登山口までは5~6000円になります。
宮之浦港からは10000円は超えます。

少し前までは、淀川登山口の手前(1.6キロ程)の紀元杉までバスが運行されていたのですが現在は運行されていないようです。
なので、縦走の場合のアクセスはタクシーのみになります。 


ちなみに人気の縄文杉に行くのによく利用される荒川登山口と白谷雲水峡までのアクセスは
まつばんだ交通バス時刻表&運賃表(2015年12月1日改正版)→http://yakukan.jp/doc/pdf/matsubandabus.pdf 


荒川登山口、白谷雲水峡の駐車場は共に約20台分。料金は無料。
ですが、荒川登山口まではマイカー規制が行われていて荒川三叉路から先は冬季以外終日車両乗り入れできません。
バスを利用するしかありません。


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バスの場合はバス料金に車両規制協力金が含まれていますが、マイカーやタクシー等で荒川登山口に向かう場合は事前に登山バス券、荒川線利用チケットを購入する必要があります。 
観光案内所、屋久杉自然館前バス乗り場等で購入できます。





早朝、まだ陽が昇ってないうちにタクシーに宿まで迎えに来てもらい淀川登山口に向かいます。
山道をくねくね~と走り、着いた頃には明るくなっていました。


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昨日の荒天が嘘のような好天です。
登山靴の紐をギュッと結び朝ごはんを軽く食べて、、、とかしていたら出遅れました(笑)
さっきまでそこら中に人がいたのに、いつのまにか皆いなくなっていました。
いつものんびりしすぎなんですよね~。
重たいザックを背負い、高鳴る胸をおさえて出陣!!!!


登り始めはきつくもなく、身体を温めるのには丁度いいくらいです。

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朝日が木々の間から差し込み、緑がキラキラと輝いていて気持ちよかったです。


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昨日の雨に濡れた苔が陽に照らされキラキラ。


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あ~幸せです。今でも胸がドキドキします。



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この階段から10分くらいで淀川小屋につきます。


07:12
淀川小屋


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小屋泊した人たちかな?
荷物をまとめていました。
逆から登ってきたのでしょう。
登山口から淀川小屋は40分程です。
60人ほど収容できる木造の小屋です。
水場はすぐ近くにあります。
トイレは男女兼用が小屋近くに一つ。

ここで旦那がトイレタイム。
一つしかないので並んでいて、旦那は切羽詰まっていました。
登る前に済ましておきましょう(笑)


小屋のすぐ近くを流れる淀川。


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水は澄んでいて、幻想的です。


07:30
淀川小屋を出発。

花之江河を目指します。
ゆるやかに標高をあげていきます。

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こんな遊びをしながら~
比較的、ゆるやかで歩きやすい道でした。
にしても、荷物でかいなあ~。
ビール何本入ってるんだろう?(笑)

景色が開けてきました。

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09:04
小花之江河


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湿原を守るために木道を歩くようにしましょう。


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小花之江河からすぐに花之江河につきました。

09:17
花之江河

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淀川小屋から花之江河まで標準タイムは1:45です。
ここはタイムコース通りですね。

この花之江河は日本で最南端にある高層湿原です。


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ここでは休憩はとらず、写真撮影をして先に進みます。


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石塚小屋への分岐です。
宮之浦岳まで3.8km。
半分以上歩きました。
この分岐から20分程登った所に黒味岳への登路があります。

黒味岳へは登り30分、下り20分との事なので寄り道しちゃいます。

黒味岳分岐でザックを置いて軽身で黒味岳へ登りました。



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序盤はロープが垂れているところが数か所あるような急登になります。
ある程度登ると見晴しがよくなります。


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黒味岳山頂はもうすぐです。




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10:09
黒味岳頂上。


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 景色が開けて気持ちいいです。


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少し休憩し、黒味岳を後にします。

10:30
分岐に戻りました。
ここから30分程歩いて投石平へむかいます。


11:12
投石平到着。


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ここから巨岩がごろごろと露出し、THE屋久島って感じになってきました。
少し開けているのでどっちに進めばいいかわからず、先に来ていたご夫婦も迷っていたみたいなので一緒にルートを探しました。


すぐにピンクリボンを見つけました。


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投石岩屋と書いてある標識が倒れていて、それで見つけにくかったのです。

ここから1時間40分で宮之浦岳です。

投石岳、安房岳、翁岳を見ながら歩きます。


ヤクジカがすぐそばでこんにちは!
警戒心はなく、カメラ目線でぱちり。


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この緑の中の巨岩がいいですね。
雲海も広がっていて神秘的です。



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栗生岳



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ロボット岩



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モアイみたいな岩


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宮之浦岳がまでもう少しです!
ゴツゴツ巨岩ばかりですけど、たおやかな山ですね。


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13:23



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 日本百名山32座目【宮之浦岳(1936m)】登頂! 

すごい感動した!よくこんな所まで遥々きたなあ~と。

一等三角点ちゃんも誇らしげですね~。


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この感動と共に、カンパ~イ!!!



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とりあえず一本目です。



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し、し、幸せの絶頂です!!
真夏の風呂上りにキンキンに冷えたビールを飲むのと変わらないくらいの至福でした!

20分程、山頂でまどろみましてビールでエネルギー補給もしたので新高塚小屋まで一気にくだります。

山頂から2時間40分で新高塚小屋です。


13:40
山頂出発

とっても名残惜しいですが、時間も時間なので先を急ぎます。

雲海です。
下界は雨かな?


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本当は永田岳も行くつもりでいたのですが、思ったより時間がかかってしまったのと体力が足りるか心配だったので今回は諦めました。

永田岳を見送ります。


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今になってすごーく後悔してます。
走ってでも行けばよかったなあ、、、。


そういえば焼野三叉路から永田岳に向かう道の途中でテント張ってる人がいました。
テン場指定地ではないのでルール違反ですね。
確かに水場も近くにあり、平らになっているところがあるので快適かと思いますがズルですよね。
ここがテントOKなら私だって泊まって永田岳登りたかったですよ。
後、焼野三叉路から新高塚小屋方面へ行ったところにある平石でもたぶん野宿するんだろうなあという若いグループがいました。
私達がたぶん一番のろのろで歩いてたので、その私達が通りすぎても出発する気配がなく遠くに人がいないかを伺っていた様子なので誰も人がいなくなってからテントを張る気でいたのでしょう。
確証は持てなかったので何も言わず通りすぎ、頑張って新高塚小屋を目指しました。



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この後は黙々と下りました。
この道のりが長い長い、、、、。
はやくテント張ってビール飲みたいとしか考えてなかったです(笑)


上がってきた雲に向かって木道が伸びていて天国に向かっているみたいでした。


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岩を抱いている木があったり


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ヤクザルの群れと遭遇してビクビクしたり


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16:30
新高塚小屋到着。

この小屋は60人程収容できる木造の小屋です。
テン場は小屋のすぐ横にあり、雨の多い屋久島ではデッキの上に張るのがいいと思います。
なのでデッキ上はすぐに埋まってしまいます。
トイレは男女兼用が一つ。ちなみに仕方のない事ですが、かなりの悪臭です。
水場はテン場のデッキの先、左手にあります。


さて、早速テントを張ろうと思い準備をしているとなんかよくわからない男の人がえらそうに

「そこは通り道だから張らないで」

と言ってきました。

下の写真の左側に張ろうとしました。
右手前が私のテントです。


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めちゃくちゃスペース無駄じゃないですか!?
てか、誰がそんな決まりつくったんですか!?
前回来た時は左側のスペースにもズラッとテントが並んでいて、真ん中の空いてる道を歩いてました。
なのにこの「主です」的なオーラ出した男の人が訳わかんないルール作ってました。
いますよね、こういう人って、、、。
こういうのには逆らわない方がいいんですよね。
山でトラブルはごめんですから。
でも、無事にテント張ったこの場所も最初は後ろのテントのグループが宴会で広々と占領していたんです。
そうするともうスペースなんかなくって、こっちがあわあわしていても移動する様子もなく、、、。
申し訳ないですけど、声をかけて移動してもらいました。
思いやりって大切だと思うんです。
こういう人達がいると折角の山旅が台無しです。

やっとこさテントを張れて一息~



つく前に夕飯の準備をします!!


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真剣に大根の皮むいてます!(笑)
今夜は鍋です!山鍋です!!
荷物は重くなりますけど、鍋の材料をジップロックにいれてクーラーボックスに肉とビールをいれてきました!




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ビールを飲みながら具材が煮えるのを待ちます。
何鍋かは忘れました!


この後は鍋を食べながらビールと焼酎とウイスキーと、、、ってどんだけ持っていったんだよ!って感じですよね。
でも、どんなに重くても山にアルコールはかかせないですから!
(今現在は、約2年間禁酒中です。)


アルコールがまわり疲れがドッと押し寄せてきて泥のように眠りました。



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